育毛のためには、毛根まで、栄養を送ってやらなければなりません。そのためには、頭皮の緊張を緩和して血液循環をよくする必要があります。
ここでは、頭皮の緊張状態を緩和するのに効果的な方法を紹介したいと思います。
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呼吸法のやり方 |
私の考える育毛の三本の柱のうちの心、すなわち呼吸法のやり方について説明します。呼吸法といったら大げさに聞こえますが、ようするに腹式呼吸です。
これは、頭皮の緊張緩和と血流増加に効果があります。ちょっとした合間に手軽に出来てかなりの効果が期待できるものですから、ぜひ育毛に取り入れてください。
呼吸法のやり方
@まず、いすに腰掛けるか、床にあぐらをかく。このとき背中はピンとまっすぐ伸ばす。猫背の人もできる限り背中がまっすぐになるように、がんばって伸ばしてください
A口を閉じる。
B全身の力を抜く。特に顔から上の筋肉を弛緩させる。
Cそして、ゆっくりと鼻から息を吸い込んでいく。このとき注意するのは、鼻から吸い込んだ息は胸ではなくお腹にためるような感じで吸い込むこと。
Dお腹一杯に息を吸い込んだら、そこで2,3秒息を止める。その後、鼻からゆっくりと息を抜いていく。息を抜き終わったら、また2,3秒息を止めて、再び鼻から息をゆっくり吸い込んでいく。
これを1〜5分の間、何度か繰り返します。
※呼吸法をやっている間は、頭皮の力を抜いて、意識を髪の薄い部分に集中させてください。そして、その部分に向かって体中の血液が集まっていくようなイメージをもつように。
うまく頭皮の緊張をほぐすことができたら、髪の毛が根本から立ってきます。コツがつかめるようがんばって下さい。
頭皮がつっぱってきたなと思ったら、一日何度でも実行するようにしてください。
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ブラッシング |
ブラッシングをして毛根を適度に刺激することは、髪の健康にとって欠かせないものです。
ここでは、ブラッシングをする際の注意点を簡単に指摘しておきます。
@ブラシは、静電気が出ないように、豚毛などの獣毛の物を使うようにする。
Aブラッシングをする際は、頭皮を傷つけないように細心の注意を払うこと。なるべくブラシが頭皮に触れないように、ゆっくりと優しくブラシをかけること。
頭皮を傷つけてしまうと、そこからばい菌が侵入して炎症を起こすおそれがあります。これは育毛にとっても大きなマイナスとなります。ブラシで頭皮を叩くなどという行為は絶対にしないでください。
ブラッシングの回数は、頭皮を傷つけさえしなければ、一日何度やってもいいと思います。
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マッサージ |
マッサージをすると、リラックス効果も得られます。風呂上りなどに、頭皮をいためないように注意しながら、軽く揉むようにするとよいでしょう。
ただ、マッサージによる頭皮の緊張緩和は一時的なものなので、育毛に対する効果についてはあまり期待しない方がよいと思います。
(私の経験上、マッサージなどしなくても頭皮が適度な柔軟性を保っているという状態を作り出さなければ、一度はげた髪の毛を取り戻すのは難しいのではないか、と思います)
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頭皮・首・肩の緊張を取るための運動 |
長時間パソコンのディスプレイに向かっていると、肩や首すじにこりが生じます。そうすると、頭皮にも緊張を招いて育毛にとって悪影響を与えます。
そこで、首や肩がこってきたなと思ったら、首を軽く前後に振る・次は左右・最後に首をぐるぐる回すなどの運動をして、緊張をほぐすように心がけましょう。その時には、呼吸法もあわせて行うようにすると、より効果的です。
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